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2011年03月 アーカイブ

子どもの睡眠について

昼間の睡眠時間が夜間の睡眠時間よりも短くなるのも生後3~4カ月以降です。


生後3~4カ月までは寝入るとすぐにレム睡眠がはじまることが多いのです。


しかしこの時期以降は、羽毛 布団で寝入った直後には大人と同様にノンレム睡眠が出現するようになります。


生後6カ月では入眠直後にレム睡眠を認める割合は20%にまで減ってきます。


ノンレム睡眠とレム睡眠のセットは一晩に何回か繰り返し出現します。


その周期は新生児期には40~60分ですが、次第に延長し、成人ではおよそ90分周期になります。


生後3~4カ月以降は、昼間の睡眠は夜間に比べて明らかに減り、昼寝の形態をとるようになります。


生後8カ月ころには昼寝は午前午後各1回、1歳2カ月以降は午後1回となる場合が多いのです。


なお成人の昼寝の習慣には文化的な影響もあり、昼寝が許容される地域では昼寝の習慣は生涯続きます。


生後3~4カ月になると、体内時計に支配される体温リズムも、明け方に低く午後に高くなるという1日の中での変動をはっきりと示すようになります。


体温と睡眠の関係

体温と睡眠は関係が深く、体温が下がりはじめると布団 羽毛で眠りに入りやすくなります。


眠くなると子どもの手足は温かくなりますが・・・


これは体の内部の体温を下げるための放熱が始まったわけで、眠くなり始めた証拠といえます。


また入眠後しばらくは汗をたくさんかきますが、これも放熱の機構が活発に働いていることを示します。


周囲が暗くなると分泌されるホルモンであるメラトニンは3~5歳前後に生涯でもっとも多量に分泌されます。


夜間に一致したメラトニンの分泌増加が始まるのも生後3~4カ月以降です。


成長ホルモンの分泌が睡眠と関連を有するようになるのも生後3~4カ月以降です。


なお、思春期には睡眠をとる時間帯が遅れがちですが・・・


これには夜更かしして勉強したり遊んだりという社会的環境の影響だけでなく、ホルモンなど内因性要因の影響もあるとする考え方もあります。


メラトニンの効果

最近アメリカで、脳の松果体から分泌されるホルモンであるメラトニンが、健康食品としてビタミン剤のような形で販売され、注目されています。


メラトニンは、体内時計の働きによって外が明るい時には産生されず、暗くなって夜になると産生されます。


これが体内時計による羽毛 ふとんでの睡眠の調節に大きな役割を果たしていることがわかっています。


加齢により夜間の産生量が減少するため、老年者の不眠との関係が考えられています。


このため、メラトニンを補充することで老年者の不眠を治す試みが海外で行われ一定の成績を上げています。


さらにメラトニンは、夕方から夜にかけて投与すると、生体リズムを早めて、自然な寝付きの時刻を早くする作用があるため、時差ぼけや睡眠時間帯が遅れてしまう睡眠相後退症候群の治療への応用が試みられています。


ただし、性ホルモンの分泌への作用もあるため、メラトニンは日本では試験的に用いられている段階で正式に認可されていません。


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